キッカーY
ちょっと懐かしい話を思い出したので書いておこう。
高専4年(か5年)のときの高専祭で、Y田研究室の3人で「キッカーY」というゲームを作って展示しました。(キッカーYのYはY田先生のイニシャルであることは明らかだが、Y田先生に由来を聞かれたときは「Y枕のYです。」とごまかしたような気がする。)
キッカーYは、筋肉番付のキックターゲットというゲームをパクったものです。ボールを蹴って9枚ある板を撃ち抜くゲーム。もちろん、電気情報学科での出し物なので、実際にボールを蹴って本物の板を撃ち抜くわけではないです。固定されたボールを蹴ってもらって、その力と方向を圧力センサーで読み込んで、パソコン上の3D画面でボールが跳んで板を撃ち抜くというもの。
キッカーYは結構出来がよくて、いろんな人に楽しんでもらえたと思うが、その中でも印象に残ったことがあります。
9枚抜くとパーフェクト賞として、「キッカーYの看板あげます。」と冗談で言っていたのだが、誰も受け取ってくれなかった。(看板は、40cm×10cmくらいの大きさの木の板をホームセンターで買ってきて、その上に、紙粘土で作ったキッカーYという文字、審判や蹴る人、ボールのモチーフを載せたもの。)
しばらく看板を断られ続けた後、サッカー少年らしき男の子がキッカーYをとても楽しそうにプレイしていて、そのお母さんが「本当にもらってもいいんですか?」と喜んでもらってくれました。冗談で「サインもします。」と言ったら、「是非お願いします。」といわれ、サインもしました(笑)
その男の子はキッカーYをとても気に入ってくれたみたいで、数回プレイしてくれて、「ああ、キッカーYを作ってよかったなあ」としみじみ思いました。
自分たちがつくったものを、実際に目の前で喜んで使ってくれる人がいること。 それこそがものづくりの最高の喜びだと思います。(作ってる過程そのものが面白いっていうのもあるんだけど)
今は何も作ってはいないけれど、アイディアがまとまったらブラウザ上で遊べるゲームでも作って公開しようと思ってます。せっかく簡単に自分の作品を公開できる時代なので、 くだらないものでもいいので、どんどん作って公開できるといいな。